‐ 華厳経 浄土三部経 法華経 無量義経 観普賢菩薩行法経 涅槃経 般若心経 金剛般若経
摩訶般若波羅蜜経 勝鬘経 弥勒菩薩上生・下生・大成仏経 大毘慮遮那仏神変加持経 金剛頂経
蘇悉地羯羅経 解深密経 仁王般若波羅蜜経 梵網経 維摩詰所説経 法句経 仏本行集経
大般若波羅蜜多経第十般若理趣分 大乗入楞伽経 大方広方篋経 阿闍世王経 文殊師利問経
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華 厳 経 一切の法は性相無く、其の義は真実にして虚空の如く、 なほ幻や化や夢の所見のごとしと観ず。 この人は法において真に解(さと)れりとなす。 諸法は虚にして実無きに、みだりに堅固の相を取る、 この故に童蒙の者は、常に生死の輪(りん)を転ず。 童蒙(どうもう):まだ幼くて物の道理に暗い者
一切諸仏は施を受けて常に衆生の為に仏事を作す。 一切諸仏は施を受けずして常に衆生の為に仏事を作す。
若し菩薩摩可薩、一の瞋恚の心を起こさば、 一切の悪の中にてこの悪に過ぐるもの無けん。 何を以っての故に。 仏子よ、菩薩摩可薩、瞋恚の心を起こさば、 即ち百千の障礙の法門を受けん。 瞋恚(しんい):自分の心に違うものを怒りうらむこと
衆生を饒益して、ことごとく開悟せしめんが為の故に、 喩(たとえ)に非ざるを以て喩と為し、真実の義を顕現したまえり。 是(かく)の如きの緻密の法は、無量劫にも聞くこと難く、 精進智慧の者は、すなわち如来蔵を聞かん。 若し此の経を聞きて、歓喜し恭敬する者有らば、 此等はすでに過去に、無量の仏を供養したてまつりしなり。 劫(こう):時間の単位。極めて長い時間。四十数億年とも言われています。
一切の諸仏は信不信の衆生において、 大悲をもって等しく観じて、異なり有ること無し。
一の中に無量を解(さと)り、無量の中に一を解り、 展転して生ずるは実に非ず、智者は畏るる所無し。 以上 華厳経 より |
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‐ 華厳経 浄土三部経 法華経 無量義経 観普賢菩薩行法経 涅槃経 般若心経 金剛般若経 摩訶般若波羅蜜経 勝鬘経 弥勒菩薩上生・下生・大成仏経 大毘慮遮那仏神変加持経 金剛頂経 蘇悉地羯羅経 解深密経 仁王般若波羅蜜経 梵網経 維摩詰所説経 法句経 仏本行集経 大般若波羅蜜多経第十般若理趣分 大乗入楞伽経 大方広方篋経 阿闍世王経 文殊師利問経
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