‐ 華厳経 浄土三部経 法華経 無量義経 観普賢菩薩行法経 涅槃経 般若心経 金剛般若経
摩訶般若波羅蜜経 勝鬘経 弥勒菩薩上生・下生・大成仏経 大毘慮遮那仏神変加持経 金剛頂経
蘇悉地羯羅経 解深密経 仁王般若波羅蜜経 梵網経 維摩詰所説経 法句経 仏本行集経
大般若波羅蜜多経第十般若理趣分 大乗入楞伽経 大方広方篋経 阿闍世王経 文殊師利問経
|
||
首楞厳経 是の如く見ることは、是れ眼にして燈には非ず。 眼は能く色を顕はす、 是の如き見の性は、是れ心にして眼には非じ。 (能く:よく、顕はす:あらわす、是の如く:かくのごとく、非ず:あらず、性:しょう) (識陰;しきおん、虚妄:こもう、本因縁:もといんねん)
(彼六知根:かのろくちこん)
吾今試みに塵俗の諸事を将て、当に汝が疑いを除くべし。
則ち汝が法眼、時に応じて清明ならん、云何が無上知覚を成ぜざらん。 (塵:ぢん、為し:なし、垢:く、遠離:おんり、則ち:すなわち、清明:しょうみょう、云何が:いかんが) 若し識性を以て観ぜば、識を観ずるに常住に非ず 一根既に源に返れば、六根解脱を成ず 浄極まりて光通達し、寂照にして虚空を含む 是の如きの悪業は、本自ら発明して、天より降るにも非ず、 亦地より出づるにも非ず、亦人の与ふるにも非ず、 自の妄の招く所にして、還って自ら来たりて受く。 菩提心の中には、皆浮塵たり、虚妄想の凝結たるなり。 (是の如き:かくのごとき、本自ら:もとみづから、発明:はつみょう、亦:また、自の:おのれの、浮塵:ふぢん) 諸仏の心を見ること、明鏡の中に其像を顕現するが如し。 若し所得あれども、而も未だ用ふること能はざること、 猶し魘人の手足宛然として、見聞すること惑はざれども、 心客邪に触れて動くこと能はざるが如し。 此を則ち名づけて受陰の区宇と為す。 若し魘咎歇むときは、其心身を離れて、返って其面を観、 去住自由にして復留礙なきを、受陰尽くと名づく。 是人は則ち能く見濁を超越す。 其所由を観るに、虚明の妄想を以て其本と為す。 (三摩提:さんまだい、奢摩他:しゃまた、色陰:しきおん、若し:もし、而も:しかも、能はざる:あたわざる、 猶し:なおし、魘人:えんにん、宛然:おんねん、心客邪に:こころかくじゃに、此を:これを、則ち:すなわち、 受陰:じゅおん、区宇:くう、為す:なす、魘咎:えんく、歇む:やむ、去住:こじゅう、復:また、留礙:るげ、 是人:このにん、能く;よく、見濁:けんじょく、超越:ちょうおつ、其所由:そのしょゆ、虚明:こみょう、其本:そのもと) |
‐ 華厳経 浄土三部経 法華経 無量義経 観普賢菩薩行法経 涅槃経 般若心経 金剛般若経
摩訶般若波羅蜜経 勝鬘経 弥勒菩薩上生・下生・大成仏経 大毘慮遮那仏神変加持経 金剛頂経
蘇悉地羯羅経 解深密経 仁王般若波羅蜜経 梵網経 維摩詰所説経 法句経 仏本行集経
大般若波羅蜜多経第十般若理趣分 大乗入楞伽経 大方広方篋経 阿闍世王経 文殊師利問経