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金光明最勝王経


無生は是れ実にして、生は是れ虚妄なり

 

不実の法是れ縁より生ず。真実の法は縁より起こらず。

 

施及び施の果は、我と我所無きを知る。

 

有為の法は、皆数量あり。無為法は数量皆除く。

 

仏は有為を離れ、無為法の無数量を証す。

 

法施は自他を利することを兼ね、財施はしからず。

 

財施の福は欲界を出でず。

 

法施は能く法身を浄む、財施は唯色を増長す。

(能く:よく、唯:ただ)

 

法施は窮まり無し、財施は尽くることあり。

(窮まり:きわまり)

 

法施は能く無明を断ず、財施は唯貪愛を伏す。

(唯:ただ、貪愛:とんあい)

 

法身は常住なるも、常見に堕せず。

 

一法として是れ実相あるものなし。但因縁に由りて成ずることを得るが故に。

(但:ただ、)

 

不可思議に自他倶に益す。

(倶に:ともに、益す:やくす)


 

 

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