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弥勒菩薩上生・下生・大成仏経

 

一心に善く諦に聴け、光明大三昧

無比功徳人、正しく当に出世すべし

彼人妙法を説き、悉く皆充足を得んこと

渇せるが甘露を飲めるが如く、疾く解脱道に至らん。

(諦に:あきらかに、当に:まさに、悉く:ことごとく)

 

 

諸行は無常なり、是れ生滅の法なり

生滅しおわりて、寂滅なるを楽と為す

(寂滅:じゃくめつ、為す:なす)

 

 

復千億歳五欲の楽を受くと雖も、三悪道の苦を免るを得ることを得ず、

妻子、財産も救ふ能はざる所なり。世間の無常命は久しく保ち難し。

(復:また、雖も:いえども、免る:まぬかる、能はざる:あたはざる)

 

 

 

設し五欲を受けて無数劫を経、無想天寿の無量億歳、

諸々のさい女と共に相娯楽して細滑触を受くるが如きも、

会ず磨滅に帰し、三悪道に堕し、無量の苦を受けん。

楽しむ所幾ばくも無く、猶し幻化の如し。

(さい女のさいは「女采」です。)

(設し:もし、劫:こう、諸々:もろもろ、細滑触:さいかっそく、会ず:かならず、磨滅:まめつ、堕し:だし、幾ばく:いくばく、猶し:なおし、幻化:げんけ)

 

 

無明は行を縁じ、行は識を縁じ、識は名色を縁じ、

名色は六入を縁じ、六入は触を縁じ、触は受を縁じ、

受は愛を縁じ、愛は取を縁じ、取は有を縁じ、

有は生を縁じ、生は老死憂悲苦悩等を縁ず

 

 

汝等今や生天の楽を以っての故にせず、

亦復今世の楽の為の故にせず、

我所に来至せるは但涅槃常楽の因縁の為なり。

(亦:また、復:また、涅槃:ねはん)

 

 

 

貪欲瞋恚愚痴迷惑短命の人中に、

能く持戒を修し諸々の功徳を作せるは、甚だ希有たり。

(瞋恚:しんい、能く:よく、希有:けう)

 

 

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