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蘇悉地羯羅経


若し有智の者諸の真言を持せんに、先づ瞋恚を断ぜよ。


諸の悪人に於いても善く須(すべか)らく将護すべし。


縦(たと)ひ大なる怒りを懐くとも、終に自の所持の真言を以って他の明王を縛し、

及び損害を生(な)し、並びに苦に冶罰すべからず。


臥(ふ)さんと欲せん時は清浄にして臥し、智恵を尋思(じんし)せよ。


彼の諸の悪しき責罵をも瞋(いか)らざれ。何を以っての故に。

並びに是れ魔なるが故に、唯須(すべか)らく精進すべし。

應(まさ)に退心して悪思し、諸の邪境界を攀縁(はんえん)して諸根を縦放すべからず。

恒常(つね)に護浄して之を念誦すべし。


心に怖畏無うして方(まさ)に此法を作すべし。 

 

 

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